あなたは依存症ですか？

※不快な表現も含まれているため、依存で本当に困っている人のみご覧ください。

依存症と言ってもギャンブル、アルコール、薬物、異性、セックス、スマホゲーム、買い物、等々たくさんありますよね。

人は依存度合いは別として,必ず何かに依存して生きています。

問題なのは、何に依存しているかと、依存度合いです。

例えば、自分のためになる運動、読書、掃除など、自分にとってプラスになる事に依存できれば、成長する事もできます。

しかし残念な事に人間を破滅させる依存症は数多く存在します。

薬物は違法のため論外ですが、薬物によって逮捕されれば、地位も名誉も失ってしまう事を誰もがわかっているはずなのに、有名なスポーツ選手や芸能人による薬物事件が後を絶ちませんね。

人は何かに依存してしまうと、頭ではダメだと理解していても、行動を制御する事ができなくなります。

どうせ依存するなら自分にとってプラスになる物事に依存したいものです。

わかりきっている事ですが、ギャンブルは身を滅ぼす。

依存についてですが、今回はギャンブルを例に挙げたいと思います。

さて日本のギャンブルと言えば競馬、競輪、競艇、パチンコ、パチスロ、宝くじでしょうか。

別の記事でも書いてますが、私も昔は極度のパチスロ依存症でした。

今は全く行きません。

日本中どこに行っても駅を降りたらすぐにパチンコ屋がありますよね。建前は遊戯らしいですが、あんなものは国民誰もが賭博だと思っています。

まさしく三店方式によって、法の目をかいくぐる様な方法を取っている時点で、脱法カジノと呼べるでしょう。

パチンコ屋によって利益を得ているメーカーや、警察利権などの噂も数多くあり、政府が認めてしまっている以上、今の日本から簡単にパチンコ屋が無くなる事はないでしょう。

パチンコ、パチスロを運良くやらない人にとっては、

「嫌なら行かなければ良いのでは？馬鹿なのですか？」と言われそうですが、

依存している人にとっては、そう簡単な話ではないのです。

一度パチンコやスロットの当たりの快感を覚えてしまうと、より多くの快楽を求めてどんどん嵌っていきます。

そしてパチンコ、パチスロが人生の全てになってしまうのです。

私の場合は４号機時代にパチスロにズブズブにはまり、時間とお金が許す限り、パチ屋にいました。

お金がなくなって、嘘をついて家族や友人に借りたお金でまたパチスロをやってまた負けて、何日もご飯を我慢した事もあります。タバコの煙によって体調も悪くなるし、良い事は何一つありません。

パチをやる事で自己嫌悪になり、自分自身を嫌いになっていく感覚がわかリます。

鬱になりかけて死のうと思った事もあります。

失うのはお金と時間と最悪の場合、家族や友人です。

今思えば本当に馬鹿だったと思います。お金は稼げばなんとかなりますが、大切な時間はもう二度と戻りません。

現在は４号機時代に比べると射幸性を抑える出玉規制等によって、勝ちにくく負けにくくした事で、時間効率が悪くなり、客離れが進み、業界も衰退しつつある様ですが、６号機の時代になっても未だにギャンブル依存症に苦しんでいる人は数多く存在します。

どうすれば依存から抜け出す事ができるのでしょうか？

私が実践した依存症の治し方はたった２つ

私の依存症脱却の方法がみなさんにとって効果があるかはわかりませんが、
苦しんでいる人の役に立てれば本望なので、書かせていただきます。

①パチ屋に行きたいとソワソワし始めたら他の事を考えて脳内の思考をすり替える。

大勝ちする時は閉店までぶん回しているものですが、負けている時は夕方には何万も負けていてATMの前で、この世の終わりの様な顔をして、まだ捲れるか真剣に考えたりしていますよね。

大抵の場合、そんな時は何をやってもダメなんですけどね…

そして大敗した時こそ、パチをやめる大チャンスです。

大敗すると「二度とパチンコやスロットはやらない」と誰もが心に誓うのですが。気がつけば、次の日またパチ屋に行きたくなっていますよね。

どうしてもパチ屋に行きたい欲求が出てきたら、全力で他の事を考えてください。

脳内の欲求を他の事にすり替えて脳を騙すイメージです。

私は当時、パチスロをやりたくなったら無料のオンラインゲームをしてパチスロをやらない時間を増やしました。

人は習慣で行動する生き物ですから、パチに行かない時間を増やしていけばやがて習慣化します。

今であればオススメは「YouTubeを見る」事です。

YouTube以外にも、とりあえず５分だけ他の事考えてみたり、寝たり漫画を呼んだり、運動したりと、とにかく最初はパチスロに行かない時間をできる限り増やす事が重要です。

他にもありますが、また別の機会に書きたいと思います。

余程の精神力の持ち主でなければ、最初からスパッとやめる事ができる人はほとんどいません。

何回失敗してもいいので、失敗してもネガティブにならず、

最初は１日しか我慢できなかったものを、２日、３日と少しずつパチをやらない時間を頑張って増やしてみてください。

習慣化するまではきついですが、継続すれば必ずパチをやめる事ができます。

②ネガティブな情報を見てパチ屋に行かない事。

当たり前ですが、やめる方法は行かない事です。それを日々継続する事です。

しかし習慣化するまでの間は我慢している状態ですから、何度もパチ屋に行きたい欲求に襲われます。

そんな時、ネットで「パチスロの辞め方」などを検索する時があります。

ここに罠があります。

パチンコ業界にしてみればギャンブル依存が多ければ多いほど儲かるわけなので、無数にサイトでも宣伝をしています。

中でもたち悪いのが、表面上は依存症の人達の味方の様なサイトなのに、読み進めて行くとまたパチ屋に行きたくなる様な構成のサイトが数多くある事です。

業界もカモを増やす事に必死ですから、店から受注を受けている業者などが書いています。

例えば「パチスロはドーパミン二よって脳の構造が変わってしまうので絶対に辞められない」とか、「絶対勝てる」と謳ったサイトを目にする事がありますが、

その様なネガティブな情報に惑わされないでください。

その様なサイトを鵜呑みにしてしまうと、「脳のせいなら行くのも仕方ない」とか、「勝てば行ってもいいんだ」など、パチ屋に行く理由を自ら作ってしまって結果的に依存症を脱却する事を完全に諦めてしまいます。

ですから一度、依存から脱却すると決めた以上は余計な情報には触れず、周りの雑音に惑わされないでください。

パチをやめるには、パチ屋に絶対に行かない事。本当にそれを毎日継続するしかありませんが、苦しく感じますが裏を返せばたったそれだけの事なのです。

最初はパチ屋に行きたくて仕方ない状況でも、何度もやめる事に挑戦していけば、パチ屋に行かない事が必ず習慣化してくるので、あなたは絶対に辞めれます。

今苦しんでいる人も頑張って最初の一歩を踏み出してください。

自分の身は自分で守るしかないでしょう。

さて世間はIR汚職問題でざわざわしてますが、カジノができたら必ずギャンブル依存症の人が増えると容易に想像できますね。

今現在もパチンコなどのギャンブルで依存症患者が大勢いるにも関わらず、依存症患者のための専門機関や診療する病院が少ない事も問題があります。

国もIR建設反対の声に焦っているのか、依存症対策の重要性を騒ぐ様になりましたが、今までどれだけの人がギャンブル依存に苦しめられてきた事でしょうか、無責任な国だと残念に思います。

依存症対策等もしっかりと整備されていない状況下でIR建設など言語道断ですが。

少子高齢化の日本の今後の財政等を考えた場合、観光立国として訪日外国人を増やす必要が出てくるのも致し方ないのも事実です。

いずれIRが建設されたとしても、ギャンブル依存で苦しんだ経験を生かして、

二度と同じ過ちを犯さない様に自分の身は自分で守っていきましょう。

それではまた〜。